米国の地質調査所(US Geological Survey)は、四川大地震で龍門山(Longmen Shan)と四川盆地の間の境界線を南西から北東に走る断層が裂け、最大で9メートルも地面がずれ、この境界線の南側の地域は地層が複雑で、「走向移動断層」と呼ばれる水平に移動する断層と、「衝上断層」と呼ばれる上下方向に移動する断層が入り組んでいることが明らかになった。
研究では大規模地震によって近隣の断層にかかる圧力が増す「応力伝達」によって、余震が発生する可能性がある場所の特定を試みた。
四川大地震によって境界線の北東端付近の断層数か所では圧力が緩和され、省都の成都(Chengdu)南東を走る衝上断層の応力も減少したものの、数百万人が暮らしている成都の南西地域では逆に境界線に近い雅安(Ya'an)など数か所の断層で応力が蓄積されているという。
2008年07月15日
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